人は生きていくとちょっとずつ何かが変わります。
身長であり体型であり、顔つき性格も変わります。
何かが変わるのは、生き残るための進化なのか、消える準備の退化なのかわかりません。
何でも変わればいいものではありません。
ずっと変えないでいると取り残されてしまうこともあります。
何を変えて何を変えないのが良いのでしょうか。
変えなくてはいけない部分と変えてはいけない部分
例えばたべもの屋さんを経営しているとします。
以前は流行っていて忙しかったのに、最近では暇になったのなら何かを変えなくてはいけません。
人や環境に合わせて変える
濃い味を売りにしていたとして、以前はそれが流行っていた要因の一つだと考えられます。
近頃は健康に気を使う方が増えたせいか、客入りが減ってきたのなら新しい味を研究しなければいけません。
それを貫くのが肝心だと言って頑固にこだわるのもいい所ともとらえることが出来ます。
しかし、それによって従業員や家族にも影響が出るとなると話は異なります。
臨機応変に対応しなければなりません。
求められているものを提供して、それから自分のこだわりを多少なり残すことを考えなくてはなりません。
変えてはいけない部分
味を変えても、変えてはいけない部分があります。
人のために料理をするというところです。
客を喜ばすためにご飯を作るというのは誰でも持っていますが、忘れやすいこととも言えます。
順調に事が進むと慢心から忘れてしまいます。
生き方は変えない
「人のため」といのはどの職にも必要な考えです。
この考えを変えるというのは、「生き方」を変えるようなものです。
大げさにいくと、欲のために人を犠牲にするようなものです。
だましたつもりでも味はわかってしまいます。
注文のために声を出した返事が、味をごまかしているようなものなら、がっかりして来なくなります。
楽しみにしていた分、がっかりが大きくなります。
生き方を好きになってついてきたのに、コロコロ変えられてしまうと、ついていけなくなります。
自分を汚すと周りから見ても汚れて見えます。
さらに自分も顔の汚れで前が見えなくなります。
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