人にしてあげたことはいつまでも覚えているのに、人から受けたご恩は忘れたがります。
しかし人から受けたご恩を忘れてしまうことは自分にとってもよくありません。
感謝をしなくなってしまうからです。
感謝をしないと自分の実力でこなしたと勘違いしてしまいます。
そうすると自分の実力は上がりません。
いつまでたっても進歩しません。
ではなぜ恩を忘れたがるのでしょうか。
恩を忘れたいのは都合が悪いから
人から受けた恩は全く身に覚えがないという人がいます。
怒る気にはなりませんが寂しい思いはしてきます。
こちらからすると、なぜそんなに冷たいことを言えるのか疑問に感じます。
いったい何が原因なのでしょうか。
借りを残したくない
恩を忘れたがるのは自分にとって都合が悪いからです。
借りを残していて後で請求させるのが嫌なので早く忘れようとします。
借りがあると思うと肩身が狭くなるので忘れようとしてしまうのです。
いつまでも自分の方が下のような気がしてしまうからです。
次に何をさせられるのか心配になります。
だから早く忘れたいという気持ちが働くのだと思います。
人への借りは忘れない
人から受けた恩はすぐ忘れるのに、
人にしてあげたことはいつまでも覚えています。
「あのとき、あーしてあげたのに」
いつまでも恩着せがましく何かあるたびに、顔を見るたびに主張してきます。
のちに大損したと思って請求してくる人もいます。
何もしないと脅しをかける人もいます。
そういう人たちはたくさん恩を受けているのに感謝をしません。
感謝をしないものは人には厳しい
感謝をしない人は人に厳しいものです。
人に厳しく自分に甘いと、人も育てることが出来ずに、自分も育ちません。
だから人に恩恵を沢山授けて、人にたくさん感謝することが大切なのです。
そうしていると、周囲に人がたくさん集まります。
感謝するものの周りには人が集まります。
安心して過ごせるから人が来ます。
お互い感謝しあうと幸せが膨らみます。
動物は落ち着いて楽しく生活できる場を求めているのです。
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